離婚の体験談とその時の状況
離婚というのは最近ではもうファッション感覚になっている人もいて、何ら離婚自体が問題にもならず、当たり前のような感じすらする場合もあります。成田離婚などという言葉もあり、もうそれも刺激的ですらなくなりました。それは多分女性の社会的な自立が進んできたからであり、経済的にも男性と同じように、あるいはそれ以上に賃金を得られる人たちも増えてきたからではないかとも思います。経済的自立ができていない国では、今でも昔の日本のような国もあります。しかし現実的に離婚に直面すると、私も経験者としての体験から感じることは、お互いがとても傷つくということが言えます。もともと仲が良かった時もあり、夢いっぱいの時もありました。それがすべて崩れるということですから、精神的に特に大きな傷を負うことはしかたのないことかもしれません。
離婚はないほうが良いと思いますが、万が一そのようになった時には、間に入る人が重要になります。私も最後には弁護士がそれぞれついて、相談しながら決着したということになりましたが、幸い裁判までは行きませんでした。しかしその途中は修羅場のような精神的な環境に置かれて、ノイローゼ寸前になりました。今でも覚えていますが、夜中に天井が落ちてくる恐怖感にかられて、息ができなくなり、慌てて雨の中、夜中でしたが、外を散歩する羽目になりました。外には天井はないからです。そこまで行くとは自分でも思いもよりませんでしたが、それほど思いつめていたのでしょう。ですから夫婦で解決するというのは、相当運が良いということが言えるのではないかと思います。
関連リンク
- 葬式の予約は元気なうちに自分でしておくと安心ですね